嫌な仕事を辞めることは、社会のためになると思う理由

  • 2021年1月4日
  • 2021年1月6日
  • 複業

 こんにちは、福井県で地域まるっと地域まるっと体感宿 玉村屋を運営しているナカタニ ショーです。

「上司が嫌だ」「同僚とうまくいかない」
だから毎日、仕事で疲れ切ってしんどい。そう思っていませんか??

 転職したいランキングを見ていると上位にあるのが「会社での人間関係」
ランキングによって順位には差があるけど、だいたい入っていますね。
多くの人が職場での人間関係を我慢しながら、仕事をしてるのではないかなと思います。人間いろいろいるので、人間同士の付き合いで絶対にうまくいくということはないと思うので、多かれ少なかれ、人間関係で悩む一方、「どこの職場に行っても人間関係はあるから、ここで頑張らなければいけない」と思い、「仕事憂鬱だなぁ」と気持ちを落としながら仕事に行ってませんか??

 日本人は国民性自体がまじめで「我慢する」ということを重んじ、自分の感情を抑えている人が多いと感じています。今日は、そんなあなたに伝えたい「嫌な仕事を辞めることは、社会のためになると思う理由」をお話したいと思います。

1.嫌な職場が曲がり通ることが社会的損失

 結論から言うと職場の良好な人間関係は、お互いの歩み寄りがないと実現しないと考えています。例えば、上司や先輩との人間関係が良くないと感じているのであれば、上司や先輩もあなたのことを理解し歩み寄り、あなたも上司や先輩のことを理解し、歩み寄るということ。しかし、これを読んでいるあなたは、既に上司や先輩のことを理解して歩み寄ろうとしているはず。その状態に足りないのは、相手からの歩み寄りなのです。

 先ほど、お互いの歩み寄りが大切と言いましたが、本当に大切なのは上の立場の人からの歩み寄り。同じ発言をしたとしても、下から言うのと上から言うのでは全く異なります。特に上下関係が生まれやすい職場という場所では、上に立つ人の配慮が必要になります。上司だったり先輩だったりは、部下や後輩が思ったことを素直に発せられているかに気を配る必要があるのです。

 もし、あなたがこのまま我慢して、その職場を続けていれば、上司や先輩は無意識的に「このままで良いのだ」と思ってしまうはず。それがもし、嫌な想いをしている人がみんな辞めれば「このままでは誰もいなくなってしまう」と言うことに危機感を覚え、改善しようとするはず。

 このように我慢する人が多い会社が、世の中に残っていると、我慢した人の荒んだ気持ちが会社の外に溢れ、飲み会での愚痴大会、荒んだ気持ちがストレスとなり体を壊し病院にかかる、ストレスが貯まることにより暮らしの中でも他人に優しくできなくなる。そんなことが蓄積されていくと、社会全体が荒んでいき、みんなが楽しく暮らせない場所になってしまうと思います。

 あなたが、人間関係を我慢して、なんとか維持し、なんとなく職場の人間関係がまわっていること自体、あなたのためにならないし、社会のためにもならない。そのような職場を辞める人が増えることにより、危機感を持った人が改善しようとする。その一歩になるのが、あなたの「退職」なのだと思います。

2.あなたのエネルギーが生かされてないことが損失

 その一方、我慢することによりあなたのエネルギーが無駄な方向に使われてしまっていること。これ自体がもったいない。

 「そうは言っても、なにもスキル持っていないし」
そう思っていませんか??

 あなたはなにもスキルを持っていないのではなく、そのスキルに気づいていないということ。それはあなたが「当たり前」にやってしまっていることかもしれません。
 人の性質は「自分が知っている自分」「自分が知らない自分」「他人が知っている自分」「他人が知らない自分」というのを分けることができます。

【ジョハリの窓】
①自分は知っている×他人は知っている ⇨ 開放の窓
②自分は知っている×他人は知らない ⇨ 秘密の窓
③自分は知らない×他人は知っている ⇨ 盲点の窓
④自分は知らない×他人は知らない ⇨ 未知の窓

試しにあなたの周りの方に聞いてみてください。
「私の良いところ、特徴はどんなことですか?」と
そうすると今まで気づかなかった「盲点の窓」が、たくさんあることに気づくと思います。

 あなたが我慢することによって、せっかく持っているあなたの特徴=スキルが生かされていないのがもったいない。

3.仕事はいくらでもある

 日本も少子高齢化となり、あちらこちらで「人材不足」と叫ばれています。昨今の社会情勢で求人倍率は下がったものの、まだまだ人を必要としている会社はたくさんあります。
 そして、会社に勤めるという選択肢だけでなく、自分で仕事を見つけてくるという選択肢もあります。フリーランスと聞くと「そんなの無理」と思うかもしれませんが、人が困っているところにニーズがある。つまり、草刈りだけでも仕事になる時代です。

 「今の職場を辞めたら仕事ないかも」と心配しなくても大丈夫。僕自身もありがたいことに、1年半前に独立するときにいろんな仕事のお誘いをいただきました。お誘いいただくために必要なのは「つながり」と「明るさ」
「なんかこの人と一緒に働いたら職場が明るくなりそうだから、誘った」みたいなのも世の中にはいっぱいあります。

 だからこそ、今の職場を「我慢して続ける」のではなく、次の一歩を踏み出してみませんか?

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ほどよい「地方移住」を実現するコンパス

 東京の会社に勤め、帰りは日付が変わる頃。土曜日、目覚めたら夕方になっていた。これが、8年前の自分自身です。
 その当時は、今の「複業暮らし」なんて想像もしていませんでした。
 だから、あなたも大丈夫。複業暮らしは誰でもすることができます

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