こんにちは!福井県で地域をまるごと体感できる宿「玉村屋」をやっていますナカタニ ショーです!
このブログでは、日々のtwitterでは書き尽くせないことを、深堀りしていきたいと思っています ⇨ 日々のtwitter
▼ 先日、こんな感じのツイートをしました
幸せに暮らすために必要な稼ぎは人それぞれ
稼ぐ=時間や労力を使うから、
稼ぎすぎる=時間やエネルギーがなくなり、
その結果、やりたいことができなくなるだから、自分が幸せに暮らすために必要な金額を
できるだけ短時間&省エネルギーで稼げると
幸せになれる【必要な分だけ得ること】が大切 https://t.co/wa48xj3Ged
— ショー@地域体感宿”玉村屋”/地域おこし兄さん (@sho881112) December 3, 2020
稼ぐには2通りの道がある
一般的に稼ぐ方法として、労働収入と資産収入があると言われています。
資産収入のというのは、不動産を所有して他人に貸すことで利益を得たり、株式を購入して資産を運用すると言うもの。しかし、これにはある程度リスクを取る必要があったり、まとまったお金が必要など、資産収入だけで生計を建てられるのは、一部の人かもしれません。
そう思うと多くの人は、労働収入によって収入を得て、日々の暮らしに必要なものを購入していると思います。労働収入の多くは会社からの給料だったり、個人事業主だと、自分の事業の売上になってくるわけですが、多くの場合は、時間単価いくらという形で計算されています。つまりは、長時間働ければ働くほど収入が増える(固定給+残業代)といった、「時間の切り売り」でしかないのです。
収入をあげようとすると、
①時間単価を上げる
②働く時間を増やす
という2つに落ち着くと思います。
という話をすると多くの人は「資産収入を増やすべきだ」と考え、不動産を購入したり、株式を購入したりするかもしれません。それも正しい道なのかもしれませんが、なかなかそこまでの領域に達するのが難しいのも事実。だから今日は、考え方を変えることで「労働収入」=「不幸」ではなく、労働収入から幸せになる方法をお伝えしたいと思います。
稼げたからお金がある=幸せなのか
先ほどの話から「収入」=「時間」だと考えるとわかりやすいかもしれません。つまり、時間をかけた分だけ稼ぎがあるということ。働いている会社や業界、成績によって違うかもしれませんが、働いた時間と比例して収入が増えるのは多くの方は納得するのではないでしょうか。
会社員時代の僕だったら大きくうなずいていると思います。その当時は、朝7時から出勤し、会社を出るのが日付が変わるちょっと前。家の滞在時間は、約6時間(笑)それだけ残業したら残業代が入り、収入としては大きくなる。しかし、そのような仕事スタイルだと、休日である土曜日は起きたら、日が沈む頃。日曜日になってようやく自分のために時間を使えるようになり、部屋の片付けを始める。つまり、仕事のために、週6日半を費やしていて、残りの0.5日が自分のための時間。そんな暮らしで幸せだったのか。過去の自分に問いかけるなら「NO」という回答しか返ってこないと思います。
世の中で、ビジネスに成功し世界を飛び回っている人も多いですが、はたしてその人々は幸せなのか。少し疑問が残ります。
つまり、今の世の中だと、稼げば稼ぐほど「自分の時間が減る」という構図は変わらないようです。
だから「程よい感じ」が大切
もし仮に、仕事を辞めたら「自分の時間が100%」になります。そうなると幸せですよね。嫌なことはなにもしなくて済む。月曜日の朝の憂鬱な気持ちはなくなる。しかし、そうも言ってられないのが実際のところ。なぜなら、人が生きていくにはお金が必要だからです。
① 仕事(稼ぎ)40万円 / 自分の時間 0時間
② 仕事(稼ぎ)0円 / 自分の時間 100時間
③ 仕事(稼ぎ)20万円 / 自分の時間 50時間
わかりやすくするために、稼ぎと自分の時間を極端にパターンわけしてみました。こうやってみると多くの人は③を選ぶのではないでしょうか。
つまり、程よく働き、収入を得て、自分の時間も充実させる
しかし、多くの人はそうはできていません。日々の仕事に追われ、「自分(や家族)の時間が取れない」という声が多く聞こえて来ます。わかってはいるのにできないのは、なぜでしょうか。
それは、「漠然とした不安」があるのかもしれません。東京で会社員をしていたときの僕自身もそうでした。長時間、仕事に時間をかけて自分の時間がないのはわかっているけども、漠然としたお金への不安があったので、ついつい働いてしまう。
しかし、今はそうではありません。自分の時間も程よく取れ、暮らしに十分なだけの収入もある。この差を考えたときに
「自分にとっての幸せな暮らしの定義」
「それに必要なお金を設定」できたことが大きかったと考えています。
自分にとっての幸せに必要な稼ぎを定義する
「あなたにとって、毎晩、高級なレストランで食事をすることが幸せですか?」こう聞くと多くの場合は「毎晩じゃなくてもいいです。」という答えが返ってくると思います。そう、多くの人は毎日の贅沢を求めているわけではなく、時々は高級レストランに行きたいけども、日々はそうではないと思う人が大半。高級レストランよりも、騒いでも気にせずマイペースで過ごせる自宅でのご飯の方が心地よいと思う人も多いと思います。
だから大切なのは「自分にとっての幸せな暮らしの定義」ということ。それができると、必然的に必要な金額がわかってきます。その必要な金額が例えば月に20万円だとするならば、それ以上の稼ぎは必要なく、それよりも自分の時間を増やす方が良いのではないでしょうか。
だから、まずはあなたにとっての幸せな時間を書き出してみてください。そして、それに必要な費用を算出する。そうすると稼ぐのに必要な時間を出せると思います。
まとめ
かつては、自分や家族を犠牲にしてでも仕事をする。なぜなら「それが収入が大きくなり、自分や家族のためになるから」と多くの人が考えていた時代があったかもしれません。しかし、暮らし方が多様化した今、本当に必要なのは、「自分が幸せな時間を確保する」ということ。
幸せな暮らしをするために必要な分だけの「程よいバランス」で暮らしをつくっていきませんか??

▼ about:ナカタニ ショー

京都市出身の最後の昭和生まれ。
大学を1年間休学して、自転車で日本一周をした頃から「地方に残されているものの面白さ」に気づき、地域活性化を人生の軸に据えることを決意。
東京の旅行会社では旅行を通じて地方に人をお送りし、岐阜県白川郷の宿泊施設では、泊まった方を地域の中にお送りしていく。
その中で、地域住民と一緒に地域の資源を活かして魅力を見せていきたいと思い、「地域おこし協力隊」として福井県に移住。
3年間の活動卒業後に「地域まるっと体感宿 玉村屋」を開業。
「第二の実家」「地域の日常にお邪魔する」こそが、最高の魅力になると考え日々実践中。宿以外では旅行業や観光協会事務局の仕事をしながら生きていく「複業」スタイルを実践。
あなたが人生でやりたいことを伴走型でお手伝いする「アカンパニスト」としても活躍中。
twitter:https://twitter.com/sho881112
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